列席者全員のお祝いコメントで盛り上がった後に母親からのメッセージで感動の嵐

あの日の余興は、新郎と新婦に共通の友人がいたことで実現したと思っています。そこにビデオカメラでの撮影と動画編集が得意な人が加わったことで、さらに完成度が高い出来栄えになったのでしょう。

その余興がどのような内容になるかについては、来賓者の大半が予想を付けていました。というのも、事前に余興で使うという理由で、新郎新婦へ向けた簡単なメッセージの収録を頼まれていたからです。

この段階では、友人からのメッセージを集めた映像をスクリーンで上映する、ありきたりな余興を予想していたのですが、その映像には新郎新婦の親戚が出てくるわ、会社の人、学生時代の担任が出てくるわで、気が付けば式の出席者の全員が出演していました。

1人1人の短い挨拶が連なるメッセージ映像でしたが、飽きさせない音楽の切り替えや凝ったカメラワーク、画面切り替えの演出からは手作り感はまったく感じられず、プロにお金を払って依頼したのかと思わせるほどの完成度でした。来賓者たちの出番が回ってくるごとに、会場内のあちこちで歓声や笑い声が上がっていたのを今でも覚えています。そして、その空気が感動に変わった瞬間も。

そのシーンは、新郎と新婦のそれぞれの母親が送るメッセージでした。きっと、このシーンの為に、ほかのメッセージは短めに調整されていたのでしょう。実の母親からの心からの温かいメッセージに、先ほどまでの賑やかな空気はガラリと変わりました。辺りから鼻をすする音がちらりほらりと響き、私の隣に座ってた友人も目を真っ赤にしていました。

これから両親にお礼の手紙を読む段取りになっていた花嫁は、思わぬ先制攻撃に涙ボロボロ。合わせて花婿もノックダウンという状態になってしまいました。私自身は、こんなに感動させられて、この後のキャンドルサービスとか大丈夫なのかと内心心配していましたが、やはりお祝い事。気が付けば普通に盛り上がり、花嫁の手紙で再びみんな泣かされました。

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